こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は、軽天歴20年の私が仕事に絶対に必要なビスについて解説します。
一言に「ビス」と言っても何種類もあり、1つ間違うと全部やり直し!なんてこともあるのがこのビスなんですよね・・・
そんなことにならないように、ビスについて徹底的に調べてみましたのでご覧ください。
【初心者】軽天屋必需のビスについて!
軽天屋さんで使用するビスには大きく分けて3種類あります。
ホントはもっとたくさんあるんだけど、今回はザックリということで・・・(笑)
・フレキねじ
・ドリルねじ
この3つのビスは、使用用途が全然異なりますので、ビスを打つ時は気を付けなければなりません。
順番に見ていきましょう!!
【初心者】軽天屋必需のビス・ボードとは!
ボードに打つビスはボードビスと呼ばれています。
そのままじゃねーか!と言いたくなるほどひねりがありませんが、職歴が長い職人は『PJ』と呼ぶ人もいるそうです(笑)
ボードビスを打つ時に気を付けなければならないのは、やはり「後ろの鉄の棒」にしっかりと打ち込むことがポイントです。
ボードビスは、ボードと骨組みをつなげておく箇所に打つビスでとても重要なビスです。
おおよそ1つ1つのビスの間隔は227mmです。
これ以上間隔を広げると、親方に「ここも打て」と言われてしまうので気をつけましょうね(笑)
ちなみに「後ろの鉄の棒」は、下地とかLSGとかも呼ばれています。
詳しくは別の記事で・・・
【初心者】軽天屋必需のビス・ケイカルとは!
ケイカルに打つビスはフレキビスと呼ばれています。
フレキビスとは、ビスの頭の部分がざらざらしていて素人でもわかるようになっています。
フレキビスを打つ時のポイントは、ビスを途中まで入れて後ろに下地があることを確かめてから打つ。ということです。
これは、どのビスでも言える事なのですが、ビスの先端だけ差し込んですぐにビスを回してしますと「全外し」と呼ばれ、ひじょーに恥ずかしい思いをしてしまうんです。
つまり、下地にしっかりとビスが入らずに貫通してしまうため、そのケイカルは穴だらけになってしまうんですよね・・(笑)
なので、ビスを打つ時は、必ずビスの先端を軽く押し込み、後ろに下地があることを確認してから打つようにしましょう。
【初心者】軽天屋必需のビス・ドリルとは!
ドリルビスは、ボードビスやフレキビスと比べるとあまり使用する機会は少ないです。
主に「公共事業」ではメインとなるビスです。
このドリルビスは「鋼板と鋼板の間にボードなどを挟む時」に使用されます。
民間の事業では使用しない時が多いですが、ホンモノの軽天屋を目指すなら使い方は覚えておく必要があります。
ドリルビスは、しっかりと下地鋼板に打たないと図のように取り付け部分が浮き上がってしまったり、時にはドリル自体が破損してしまいます。
数あるビスの中でも、特に使い方が難しいビスと言っても良いでしょう。
まとめ
軽天屋が使用するビスの種類と使用用途を初心者向けに解説してみました。
この記事がどなたかの助けになれば幸いです。
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